日本人の親は「人に迷惑かけちゃダメですよ」と子供に教える。インド人の親は「お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」と子供に教える、と言われる。日本では、同じ行動・マナーを対応ができる環境。インドでは、人口が多いので、迷惑かけないで生きることができない環境ならではの言葉であろう。
コロナ後の日本は、「人に迷惑をかけちゃいけない」という正義中毒が、閉鎖的な雰囲気を助長している気がする。もちろん、迷惑をかけたときの利害関係者は、事件性があれば法の支配を保障するために裁判所が存在しているので活用するべきである。しかし、第三者が他人への厳しさが度を越して、私人警察やマスコミへの通報が多くなっている気がする。
「人を許す」ということを重視するインド人の教えから学び直し、下記のような「新たな常識」を創って欲しい。
ある駅のフォームでは、ある一定の時間(例-年寄りが使わない時間)は歌って踊る時間を許可する。平均年齢が高くなると「安全・安心」に価値観を置きがちであるが、若者に行動を起こさせる環境を創るのが大人の役割。子供の行動は大人の鏡である。
常識= 一律 電車内で私語禁止
新たな常識=一定の時間 電車内で私語解放
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